ジャズ批評誌が、ズート・シムズ生誕100周年の特集を組みました。彼に関するエッセイやディスクガイドが主な内容で、面白い。「ズート」という曲が収録されたアルバム。
ZOOT SIMS (ズート・シムズ)
Quietly There : Zoot Sims Plays Johnny Mandel (Pablo 1984年録音)

ズート・シムズ(ts, 1925年10月29日~1985年3月23日)が生誕100年となり、最近、彼のアルバムを聴いています。今回のものは、ジョニー・マンデル曲集ですが、ズートのために書いたと思われる「ZOOT」が収録されています。
メンバーは、ズート・シムズ(ts)、マイク・ウォフォード(p, elp)、チャック・バーフォーバー(b)、ニック・セロリ(ds)、ヴィクター・フェルドマン(per, vib)。西海岸における録音で、メンバーも現地のミュージシャンが起用されています。
(英文表記)Zoot Sims(ts)、Mike Wofford(p)、Chuck Berghofer(b)、Nick Ceroli(ds)、Victor Feldman(per, vib)。
曲目は次のとおり。
1 Rissy (以下全て Johnny Mandel作曲)
2 A Time For Love
3 Cinnamon And Cloves
4 Low Life
5 Zoot
6 Emily
7 Quietly There
ジョニー・マンデル曲集。彼の曲では、The Shadow of Your Smile(いそしぎ)が有名だと思いますが、本作収録の「A Time For Love」や「Emily」も知られています。
ジョニー・マンデルは、映画音楽で名を挙げましたが、元々はジャズのトロンボーン奏者、作編曲者で、カウント・ベイシーやスタン・ゲッツに曲を提供しています。ここでは、ズート・シムズのために「Zoot」を書いていて、オクターブの跳躍のあるメロディは、ズートを想定して書かれたとベニー・グリーンがライナーノートに記しています。ボサノヴァの「Cinnamon And Cloves」、滋味あふれる「Emily」などなど、最高。

聴いているレコードのラベル。多分、PABLOのオリジナル盤。
(参考)本作から「Zoot」が聴けます。
(安曇野市宅で聴いているところ)

飾ってあるレコードは、何れもズート・シムズのリーダー作で、右から「A Night at The Half Note」(United Artists オリジナル盤)、本作、「Zoot Sims' Party」(Choice オリジナル盤)です。
【ジャズ批評 2025年11月号】
ジャズ批評誌11月号で特集が組まれました。参考になる記事が多くありがたいことです。

表紙

第1回の来日時の写真

8人の方がエッセイを寄せています。

ディスクガイドです。川島さんがシムズの代表作と書かれていて、嬉しくなりました。学生時代からの僕の愛聴盤です。

このアルバムもよく聴きます。

茂木亮さんによる貴重音源の解説。これは役に立ちます。

藤岡さんによる「海外探訪記」。ヨーロッパのジャズフェスや、サンタナとの会話などを記しています。サンタナがジョン・コルトレーンの曲をやっていて、驚きました。
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