安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、アルバムの感想、ジャズライブやクラシックの演奏会、グルメ、登山などについて綴っています。

ズート・シムズ「Quietly There : Zoot Sims Plays Johnny Mandel」、ジャズ批評2025年11月号。

ジャズ批評誌が、ズート・シムズ生誕100周年の特集を組みました。彼に関するエッセイやディスクガイドが主な内容で、面白い。「ズート」という曲が収録されたアルバム。

ZOOT SIMS (ズート・シムズ
Quietly There : Zoot Sims Plays Johnny Mandel (Pablo 1984年録音)

  

ズート・シムズ(ts, 1925年10月29日~1985年3月23日)が生誕100年となり、最近、彼のアルバムを聴いています。今回のものは、ジョニー・マンデル曲集ですが、ズートのために書いたと思われる「ZOOT」が収録されています。

メンバーは、ズート・シムズ(ts)、マイク・ウォフォード(p, elp)、チャック・バーフォーバー(b)、ニック・セロリ(ds)、ヴィクター・フェルドマン(per, vib)。西海岸における録音で、メンバーも現地のミュージシャンが起用されています。

(英文表記)Zoot Sims(ts)、Mike Wofford(p)、Chuck Berghofer(b)、Nick Ceroli(ds)、Victor Feldman(per, vib)。

曲目は次のとおり。

1  Rissy (以下全て Johnny Mandel作曲)
2  A Time For Love
3  Cinnamon And Cloves
4  Low Life
5  Zoot
6  Emily
7  Quietly There
ジョニー・マンデル曲集。彼の曲では、The Shadow of Your Smile(いそしぎ)が有名だと思いますが、本作収録の「A Time For Love」や「Emily」も知られています。

ジョニー・マンデルは、映画音楽で名を挙げましたが、元々はジャズのトロンボーン奏者、作編曲者で、カウント・ベイシースタン・ゲッツに曲を提供しています。ここでは、ズート・シムズのために「Zoot」を書いていて、オクターブの跳躍のあるメロディは、ズートを想定して書かれたとベニー・グリーンがライナーノートに記しています。ボサノヴァの「Cinnamon And Cloves」、滋味あふれる「Emily」などなど、最高。

  

聴いているレコードのラベル。多分、PABLOのオリジナル盤。

(参考)本作から「Zoot」が聴けます。

Zoot

安曇野市宅で聴いているところ)

飾ってあるレコードは、何れもズート・シムズのリーダー作で、右から「A Night at The Half Note」(United Artists オリジナル盤)、本作、「Zoot Sims' Party」(Choice オリジナル盤)です。

 

【ジャズ批評 2025年11月号】

ジャズ批評誌11月号で特集が組まれました。参考になる記事が多くありがたいことです。

  

表紙

  

第1回の来日時の写真

  

8人の方がエッセイを寄せています。

ディスクガイドです。川島さんがシムズの代表作と書かれていて、嬉しくなりました。学生時代からの僕の愛聴盤です。

このアルバムもよく聴きます。

茂木亮さんによる貴重音源の解説。これは役に立ちます。

  

藤岡さんによる「海外探訪記」。ヨーロッパのジャズフェスや、サンタナとの会話などを記しています。サンタナジョン・コルトレーンの曲をやっていて、驚きました。


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