井原忠政著「真田武士心得(2)関ヶ原純情」が、11月10日付で刊行されたので、購入して読みました。

表紙
(あらすじ)

(目 次)
(感想など)
真田武士心得(さなだもののふこころえ)の第1巻「右近純情」が面白く、第2巻「関ヶ原純情」も発売と同時に購入しました。第2巻は、第1巻(その拙ブログ記事)よりストーリーにスピード感があり、より面白くなっていました。
主人公の鈴木右近は実在の人物ですが、史料がほとんどないので、著者が、自由に人物造形しています。主君「真田信幸」の命により関ヶ原に向かい、小早川秀秋陣営の柳生宗章に密書を渡すことを柱として、その道程や戦の模様が描かれます。
関ヶ原の戦いでは、徳川方からの問鉄砲を機に、小早川秀秋軍が大谷陣営に襲撃をかけるなど、従来のドラマや小説に沿った描き方をしています。右近と平塚為広(大谷陣営の実在人物)との戦の場面を入れるなど、エンタメ小説らしい展開も面白い。
(本書に掲載された関連の地図)

上田から諏訪へは、右近が辿った大門街道を車で行きますが、歩きだとかなりたいへんです。伊那谷から木曽へ抜けるのも、トンネル完成前は、狭い山道を対向車に気をつけて運転していました。どちらも難所で、さらに、岐阜では川をわたります。

この布陣の図は、ドラマや小説に描かれた伝統的な説にしたがったものです。
(添付されている冊子)

(今後の著者の小説の刊行予定)


(参考)【文春オンライン著者インタビュー】
【第1回】「この人生は書かなきゃだめだ!」作家・井原忠政が、実在の無名武士・鈴木右近で新シリーズを始動したワケ | 文春オンライン
【第2回】「スーパーマンは主人公にしない」井原忠政が“異端児”鈴木右近を選んだ理由 | 文春オンライン
【第3回】「真田家への仁義でも忠義でもない」井原忠政が描く、鈴木右近を動かす“むきだしの感情”とは? | 文春オンライン
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