安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、アルバムの感想、ジャズライブやクラシックの演奏会、グルメ、登山などについて綴っています。

グラント・スチュワート「NEXT SPRING」、ジャズ批評2026年3月号「マイ・ベスト・ジャズ・アルバム2025」。

ジャズ批評2026年3月号の特集は、「マイ・ベスト・ジャズ・アルバム2025」で、昨年発売されて良かった作品を紹介しています。京都JEUGIAの飯野秀紀さんが2位に挙げた作品を。

GRANT STEWART (グラント・スチュワート)
NEXT SPRING (Cellar Music 2024年録音)

  

グラント・スチュワート(ts, 1971年生)は、好きなテナーサックス奏者で、拙ブログでは、2013年4月に「Around The Corner」(Sharp Nine)をアップして以来10作品を掲載しました。今回は、2024年11月録音の最新盤です。 

メンバーは、グラント・スチュワート(ts)、タード・ハマー(p)、ポール・シキヴィ(b)、フィル・スチュワート(ds)。リズムセクションの3人とは、共演歴が長く、レギュラー・グループ的なメンバーです。

(英文表記)Grant Stewart(ts)、Tardo Hammer(p)、Paul Sikivie(b)、Phil Stewart(ds)。

 

曲目は次のとおり。

1  Next Spring  ((Mavin Jenkins)
2  Kiss &  Run  (Sam Coslow)
3  Nefertiti  (Wayne Shorter)
4  Farther Flanagan  (Barry Harris)
5  I Know That You Know  (Vincent Youmans)
6  May In June  (Bob Mover)
7  Introspection  (Thelonious Monk)
8  I Won't Dance  (Jerome kern)
9  There's No You  (Hal Hopper)
あまり知られていないスタンダード曲と、比較的有名なジャズオリジナルが選曲されています。ウェイン・ショーター作「Nefertiti」やバリー・ハリス作「Farther Flanagan」をスチュワートがどう吹いているか興味が湧きます。

グラント・スチュワート(ts)のワンホーンによる聴きごたえのある作品。アップテンポの「Kiss and Run」では、間を生かしたグラント(ts)のソロやポール・シキヴィ(b)のアルコ(弓弾き)ソロが面白い。バラード「Farther Flanagan」では、グラント(ts)による穏やかで温かな演奏が、この知られざる佳曲に光を当てています。テナーとベースの息を呑むようなデュエットから始まる「I Know That You Know」など他も楽しめます。

(参考)本作から「Next Spring」が聴けます。

Next Spring

 

【ジャズ批評2026年3月号】

  

表紙

(マイ・ベスト・ジャズ・アルバム2025 新譜販売店編から)

(京都 JEUGIA)

  

京都JEUGIAのセールトップは、ビル・エヴァンス(p)のもので、エヴァンスは人気があるようです。個人的にオススメベスト5は、僕の趣味と重なるもので、嬉しい。

(御茶ノ水 ディスクユニオンJazzTOKYO)

  

セールトップがケイティ・ジョージの作品で、ヴォーカルが見直されているのでしょうか。個人的にオススメベスト5では、②と⑤を拙ブログにアップ済です。①を発注。

 

(マイ・ベスト・ジャズ・アルバム2025 ライター編から)

(小島良太)

  

日本人のものに焦点を絞ったベスト5です。①と④は、僕も購入しました。②の米田あゆさんのアルバムが気にかかっています。

(バディ・みなみやま)

  

ドラマーの観点からのベスト5です。③は拙ブログにアップ済ですが、②を購入するか迷っています。


(その他の記事から、藤岡靖洋著「コルトレーンと長崎」)

  

今号のジャズ批評誌で最も面白かったのは、藤岡靖洋さんの上記記事です。1966年のジョン・コルトレーンの日本ツァーについて記されていて、貴重な写真が掲載されるなど、価値のある記事です。

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