安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、アルバムの感想、ジャズライブやクラシックの演奏会、グルメ、登山などについて綴っています。

ソニー・ロリンズ「WITH THE MODERN JAZZ QUARTET」、村上春樹著「中国行きのスロウ・ボート」。

ソニー・ロリンズが先日亡くなり、バップ時代から活躍したジャズの巨匠は誰もいなくなったと寂しい気持ちです。村上春樹著「中国行きのスロウ・ボート」を手にとりました。

SONNY ROLLINS (ソニー・ロリンズ)
WITH THE MODERN JAZZ QUARTET (PRESTIGE 1951年、53年録音)

  

ソニー・ロリンズ(1930年9月7日~2026年5月25日)が、お亡くなりになり、ご冥福をお祈りしました。学生時代に彼のテナー・サックスに心を奪われて以来、多くのアルバムに耳を傾けてきました。本作は、ロリンズを聴き始めたころに購入した一枚です。

本作には、3つのセッションが収録されています。
(1)ソニー・ロリンズ(ts)、ジョン・ルイス(p)、ミルト・ジャクソン(vib)、パーシー・ヒース(b)、ケニー・クラーク(ds)。
(2)ソニー・ロリンズ(ts)、ケニー・ドリュー(p)、パーシー・ヒース(b)、アート・ブレイキー(ds)。
(3)ソニー・ロリンズ(ts)、マイルス・デイビス(p)、パーシー・ヒース(b)、ロイ・ヘインズ(ds)。

(英文表記)Sonny Rollins(ts)、John Lewis(p)、Milt Jackson(vib)、Percy Heath(b)、Kenny Clarke(ds)。Kenny Drew(p)、Art Blakey(ds)、Miles Davis(p)、Roy Haynes(ds)。

曲目は次のとおり。

1  The Stopper  (Sonny Rollins)
2  Almost Like Being in Love  (Alan Jay Lerner / Frederick Loewe)
3  No Moe  (Sonny Rollins)
In a Sentimental Mood  (Duke Ellington / Manny Kurtz / Irving Mills)
5  Scoops  (Sonny Rollins)
6  With a Song in My Heart  (Lorenz Hart / Richard Rodgers)
7  Newk's Fadeaway  (Sonny Rollins)
8  Time on My Hnads  (Harold Adamson / Mack Gordon / Vincent Youmans)
9  This Love of Mine  (Sol Parker / Hnery W. Sanicola Jr. / Frank Sinatra)
10  Shadrack  (Rovert MacGimsey)
11 On a Slow Boat to China  (Frank Loesser)
12  Manbo Bounce  (Sonny Rollins)
13  I Know  (Miles Davis)
ソニー・ロリンズの自作が5曲、その他は、今はスタンダードとなっている、当時のミュージカルの曲やポップスヒット曲です。

本作は、ソニー・ロリンズの最初期の録音をまとめた30cmレコードで、オリジナル盤は1956年の発売です。「Saxphone Colossus」や「A Night at the Village Vanguard」が傑作として知られますが、僕はロリンズの歌物が大好きで、「The Sound of Sonny」(Riverside)や「Contemporary Leaders」(Contemporary)を愛聴してきました。本作でもメロディを中心としたアドリブが既に素晴らしく、中でも「On a Slow Boat to China」が最高。


(参考)本作から「On a SLow Boat to China」(中国行きのスローボート)が聴けます。

On A Slow Boat To China

 

【村上春樹著「中国行きのスロウ・ボート」(中公文庫)】

  

表紙(カバー表)。安西水丸さんの絵を使っています。7つの短編が収録されています。

  

カバー裏

(感想など)

『もちろん例のソニー・ロリンズの演奏で有名な「オン・ナ・スロウ・ボート・トゥ・チャイナ」からタイトルを取った。僕はこの演奏と曲が大好きだからである。それ以外にはあまり意味はない。』と、村上春樹全作品第3巻の付録「自作を語る。」にあるそうです。

1986年刊行時の文庫本です。再読しましたが、一部覚えていました。ソニー・ロリンズの演奏に触発されて小説が書かれたことが、ジャズファンの僕には嬉しい。

中国行のスロウ・ボートの書き出し。右ページには、意訳したフランク・レッサーの詞の一部が掲載されています。

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(著者紹介)
  

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