ジャズ批評誌9月号の特集は、「ジャズ・ライヴ決定盤」で、本誌執筆陣やレコード店店主など50人が選んだアルバムが紹介されています。僕もライブ盤(CD)を聴きました。
ERC ALEXANDER & VINCENT HERRING (エリック・アレキサンダー&ヴィンセント・ハーリング)
SPLIT DECISION (SMOKE SESSIONS 2024年録音)

小林陽一(ds)さんが主宰したエリック・アレキサンダー(ts)とヴィンセント・ハーリング(as)参加の「The Battle Japan Tour 2025」を甲府市のコットンクラブで聴きました(記事へのリンク)が、その会場で購入したCDです。
メンバーは、エリック・アレキサンダー(ts)、ヴィンセント・ハーリング(as)、マイク・ルドーン(p)、ジョン・ウェッバー(b)、ルイス・ナッシュ(ds)。録音は、2024年7月6日にニューヨークのジャズクラブ「SMOKE」で行われています。ライブ録音です。
(英文表記)Eric Alexander(ts)、Vincent Herring(as)、Mike Ledonne(p)、John Webber(b)、lewis Nash(ds)。
曲目は次のとおり。
1 Pharoah's Dance (Steve Turre)
2 Strollin' (Horace Silver)
3 A Peck a Sec (Hank Mobley)
4 My Romance (RIchard Rodgers / Lorenz Hart)
5 Soft Impressions (Hank Mobley)
6 Mo's Theme (Rob Bargad)
スタンダード曲の「My Romace」以外は、ジャズオリジナル曲。ハンク・モブレー作「A Peck a Sec」の初出は、フレディ・ハバード「Goin' Up」(Blue Note)で、「Soft Impressions」の初出は、ハンク・モブレー「Straight No Filter」(Blue Note)です。
エリック・アレキサンダー(ts)とヴィンセント・ハーリング(as)の協調した演奏が楽しめます。マイク・ルドン(p)のプレイは、結構激烈で、「Pharaoah's Dance」などでは、マッコイ・タイナー張りのプレイをしています。「A Peck a Sec」は、かなりなアップテンポで、各人のソロがエキサイテイング。バラードの「My Romance」と、ゆっくりめのテンポでグルーヴィーな「Soft Impressions」の両曲は和みました。
(参考)本作から「Soft Impressions」が聴けます。
【ジャズ批評2025年9月号】

表紙

特集は、ジャズライヴ盤です。興味を惹かれたのは、以下の3人の方の選定盤です。
(河内周二さん選定)

河内さんは、仙台のレコード店ディスクノート店主。近年発売された未発表のライブ盤を挙げています。上から1と2は、拙ブログで取り上げました。3つ目も聴いてみたい。
(関口 将さん選定)

関口さんは、シダー・ウォルトン(p)のディスコグラフィーを作成されています。今回の3作は、全てそのシダー・ウォルトンがらみのもの。僕も好きなピアニストで、この3枚は持っているので、改めて聴いてみたい。
(星 向紀さん選定)

星さんは、ジャズ批評誌の編集主任。「Joan Chamorro Octet Plays Luigi Grasso's Arangements」で、ルイージ・グラッソを紹介していて、興味が湧きました。バリー・ハリスやワン・フォー・オールの紹介作も聴いてみたい。

レギュラーの記事では、藤岡靖洋さんの海外探訪記が相変わらず面白い。今回は、ニューヨークのレコードショップやジャズ喫茶などを取り上げています。
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